ここに来てから一ヶ月?それとも、もっとになるだろうか。
僕達は一度も船や飛行機を見ない。
救助なんて来ないかもしれない、と言ったら班長は怒って
それからけんかになってしまった。

「こんな生活は早く終わりにしたい」っていう班長の言葉に
僕は少なからず傷付いた。

なんで?班長だって、島の暮らしは楽しいって言ってたくせに。
班長なんかだいきらいだ。

よく太った魚が取れたからって、班長が持って来てくれた。
それは見た事もないくらい大きな魚で、ふたりでも食べきれない
くらいだった。自分でも笑っちゃうくらいあっさりと
僕達は仲直りをした。

僕と班長は両側から串にかぶりついて、それでもまだまだ
大きな魚はなくならなかった。

島の反対側の入り江で、僕達はクラスのみんなと再会した。

 

ぼくたちは、ほんとうに、ふたりきりなんだとわかった。

+マエ+ +モドル+ +ツギ+

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